全都道府県で新型コロナウイルスの新規感染が確認されており、油断できない状況となっています。
厚生労働省が発表した「感染リスクが高まる5つの場面」をもう一度確認して、自分にできる感染対策を心がけましょう。
新型コロナ 感染リスクが高まる「5つの場面」とは?
厚生労働省から発表されている、感染リスクが高まる「5つの場面」は以下の通りです。
理由と対策方法と合わせて再確認しておきましょう。
■場面1:飲食を伴う懇親会等
■場面2:大人数や長時間におよぶ飲食
お酒を飲むと声が大きくなりがちな人が多いですが、それは飲酒によって脳や聴覚が麻痺しているから。
大きな声で話したり、聞こえないからと近づいたりすれば、ウイルスなどへの感染のリスクは高まってしまいます。
また、大人数で集まる飲食では、お酒を飲んでいなくてもたくさんの人と話すために飛沫が飛びやすいものです。
とはいえ、日頃のストレス解消に友人や仲間とお酒を飲みたいという人も多いですよね。
今年は少人数でのランチ会やオンライン飲み会などを活用してみませんか。
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■場面3:マスクなしでの会話
咳やくしゃみをしたときに出る飛沫を防ぐには、マスクが効果的であることがわかっています。
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でも、特に高齢者や小さいお子さんなど、人によってはマスクをし続けるのが難しい人もいるのは事実。
相手がマスクをしていなくても、自分がマスクをしていることで、飛沫対策はできます。
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利用者さんとの接触が避けられない介護の仕事では、仕事中のマスクは使い捨てにするなどの対策をするとよいでしょう。
■場面4:狭い空間での共同生活
狭い部屋など閉鎖された空間では、ウイルスの飛沫感染や空気感染が広がる可能性があります。
長時間部屋の中で過ごすときには、定期的に換気するようにしましょう。
■場面5:居場所の切り替わり
休憩室や更衣室など、仕事の休憩中に立ち寄った部屋でウイルス感染した可能性があるケースが報告されています。
場所を移動したら手洗い・うがい・アルコール消毒を徹底するほか、毎日の掃除でも感染対策を意識するとよいかもしれません。