そういえば「コロナ・インフル予防に手洗い」なぜ?洗うとウイルスが死ぬの?

インフルエンザの感染者数が例年より少ないと発表されました。
連日、新型コロナウイルスの感染者の発生が報道されていますが、季節性のウイルス感染症と合わせて、しっかり対策を続けていきましょう。

ウイルス感染症予防の基本は?

今年、感染が拡大した新型コロナウイルスのほか、毎年冬の季節に流行するインフルエンザやノロウイルス感染症。
これらの感染症を予防するための基本は、「ウイルスを体内に入れないこと」です。

自分の体内にウイルスを入れないことはもちろんですが、体内に入ってしまったウイルスを人にうつさないための対策も改めて確認しておきましょう。

新型コロナウイルス対策は継続して!

新型コロナウイルスの感染拡大で、すっかり日常生活に定着した「マスク」や「手洗い・手指消毒」。
マスクや消毒の徹底により、インフルエンザの流行を防止できているのではないかという見方もあるようです。

新型コロナの有効なワクチンはまだ実用化されておらず、1人1人の対策が感染拡大につながると考えて、引き続き対策を取っていきましょう。

冬の強敵「ノロウイルス」はどう防ぐ?

ノロウイルスにはワクチンがないため、予防には手洗いや消毒が重要です。
飛沫感染・接触感染があるので、万が一ノロウイルス感染者が出たときには、吐しゃ物などからのウイルス感染に注意が必要です。吐しゃ物・排泄物からさらに感染者を増やさないため、処理した後のマスクや手袋、エプロンなどはひとまとめにして処理します。
あらかじめ、処理した物の置き場や処理方法などを決めておくとよいでしょう。

なぜ手洗いが大切なの?石けんでウイルスが死ぬの?

ウイルス感染予防のために手洗いが奨励されていますが、どうして手を洗うことが大切なのでしょうか?

手洗いが効果的な理由は、手に付いたウイルスを洗い流して、ウイルスの量を減らすためです。
目に見えないウイルスは、どこで手に触れているかわかりません。
食事をしたり無意識に口や鼻を触った時に、体内にウイルスが入る量を減らすため、石けんやハンドソープでしっかり手を洗うことが、ウイルス感染予防の基本になります。

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