インフルエンザ、早めの予防接種を!高齢者を中心にワクチン無料の自治体も

高齢者のインフルエンザ予防接種費用を補助する自治体が続々

新型コロナウイルスとの同時流行に備え、65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種の自己負担が無料になる自治体が増えています。

新宿区では13歳未満の子どもや60~64歳の障がい者もインフルエンザ予防接種は無料になる方針であると発表しています。

インフルエンザワクチンの接種は10月1日からスタートの予定。
自治体から送付されるお知らせを確認するようにしましょう。

高齢者はインフルエンザ重症化しやすい!介護施設で集団感染も

毎年、インフルエンザが原因で多くの人が亡くなっています。

昨シーズンも、老人ホームの入居者と職員がインフルエンザに感染し、死亡者が出てしまったケースがありました。
ニュースによると、インフルエンザ集団感染のあった老人ホームでは、集団感染前に予防接種は行っていなかったとのことです。

介護施設では入居者と職員がインフルエンザ予防接種を受けることで、集団感染の予防になるはず。
手洗い・うがいやマスクの着用といった基本的な感染症対策に加え、早期にインフルエンザ予防接種を受けて、インフルエンザシーズンに備えましょう。

どうして早めのワクチン接種が必要?

インフルエンザの予防接種では、ワクチンを打ってから2週間程度で効果が出始め、約5か月効果が持続すると言われています。

インフルエンザの流行時期は11月下旬から始まるので、10月の間に予防接種を受けておくと、インフルエンザ流行前に体の中に抗体ができている状態になって安心です。

 
一覧を見る

関連記事

介護職員 2040年に57万人不足...

厚労省は先ごろ、2040年度に必要な介護職員数は約272万人で、22年度の約215万人から約57万人の上積みが必要だとするデータ…

最新介護情報

離職率の低下、理由トップは良い人...

介護労働安定センターが今月10日に結果を公表した最新の「介護労働実態調査」− 。昨年度の介護職員の離職率が、データを確認できた2…

最新介護情報

介護コミュニケーションアドバイザ...

介護の現場では、さまざまな人と関わりながら仕事をするため、コミュニケーションが非常に大切です。 しかし、介護士のなかには利用者さ…

最新介護情報

高齢者傾聴スペシャリストってどん...

介護士が利用者さんと信頼関係を築くには、利用者さんとのコミュニケーションがとても大切です。しかし、高齢になると言葉が出づらくなる…

最新介護情報